メンタルとうふ子ちゃんの日常

メンタル疾患持ちのとうふ子ちゃんの成長日記

楽しいことが楽しくなった話

ここ一年くらいの話です。

 


その前にエネルギーが枯渇していたときの話をします。

わたしは体調を崩した大学卒業以降、楽しかった沢山のことを楽しめなくなっていました。

楽しめなくなった代表的なものは、声優のイベントや観劇したりといったことです。

まず、発売日を調べられない。

発売日がわかってもチケットを取るエネルギーがない。

仮に、チケットを取ったとしても、体調が悪くなったら行けなくなるし、

それだったら、ほかの行きたい人に行ってもらった方が、役者さんも嬉しかろう(私の主観です)と思って、行くのをやめました。

一番の理由は楽しむエネルギーが完全に枯渇していたからです。

 


大学を卒業して6年くらいだと思いますが、そのほとんどを無気力で過ごして来ました。

なんとか就職しようとしてみたりしましたが、結局失敗しかせず、さらに自己評価を下げて行きました。

その間、ほとんどマイナスになっているエネルギーを一時的にゼロにすることは、私の場合、残された気力をフル活用してなんとかしのいで過ごしていました。

ですが、ゼロにはできてもプラスにはどうしてもできないというのが、私のエネルギーでした。

エネルギーをゼロまで引き上げで、夕ご飯を買いだめして帰る。

帰った途端に、エネルギーはマイナスになります。

それから寝て、エネルギーをゼロ近くまでなんとか持っていく。

エネルギーがほとんどない(マイナス)だけれども、用事があったら入浴する。

友達がわざわざ遊んでくれると言ったら、いかにも元気なふうに装う。

自己肯定感が低いから、こんな私なんかに会ってくれるんだから、絶対不快な思いはさせちゃダメ!私は元気!て思い込ませながら、電車に死んだ顔で乗って、駅に着いたら気持ちをなんとかプラスに置き換える(ここでは無理矢理にでもプラスにする)という作業をよくしていました。

働いていないことも、私のコンンプレックスだったので、人に会うのも本当に嫌で、部屋から一歩も出たくないと思っていました。

それがかれこれ5年間くらい続きました。

 


ここからここ1年くらいの話です。

転機になったのは、去年(2017年)の STAGE FES を友人に勧められて配信で思わずみてしまったことです。

その中の、舞台「KING OF PRISM」が私の世界をすべて変えてくれました。

そのあと、公務員試験でしばらく見れてない時期が続いたのですが、

試験が終わり(最終落ち)して、休むぞ!と決意し、なにもしない半年を過ごしている時に、プリ、プラと視聴し、ブタキンも何度も視聴し、ステフェスも何度も視聴しました。

おそらく「なにもしない」と決意したのも大きいと思いますが、キンプリを見ていると、なんというか「生きてて良いんだ」「キンプリに出会えたんだから私の人生捨てたもんじゃない」「キンプリありがとう」て感じで、ずっと感謝しながら心の栄養になっているみたいで、かなり元気になりました。

ここまでが今年(2019年)の2月くらいまでの話。

 


その後、3月に映画が公開されました。

そこからの元気になった加減はもう他の追随も許さない勢いで、「人生でこんなに毎週遠出しているのは初めてだ」という感じで、毎週、隣の県までプチ遠征してました。

(オタクなので)(察して)4月に東京に遠征したのですが、こんな自分が生き生きする日が来るとは、思っていなかったです。

このころはもうに会っても普通に疲れるだけで(肉体が)、人に会うのは人見知りが難点なだけだーい!て感じで過ごせるようになっていました。

 


いまだに働けていないのは悔しい限りですが、ペースって人それぞれだし、って思って強くやっていこうと思いました。

 


楽しいことが楽しいって本当に重要なことだと思います。

今まで自分が楽しいと思っていたことを楽しめなくなるのは辛かったです。

今までこれでたくさん笑って、人と少し繋がったっりしていたものが、なぜか自分を攻撃して来るようにも見えます。

楽しいことを楽しめるようになると、元気が出るし、とにかく人生が楽しくなるんです。

 


私は、たまたま配信サービスで見たキンプリで世界が一変しました。

自分でもびっくりしています。

ある友人に言われた言葉で、キンプリが私が純粋に楽しんでいるコンテンツではなく、逃げのためのコンテンツなのか?と思ったこともあります。

でも、キンプリは確かに私に元気をくれたし、生きていて良いと教えてくれたし、私の人生でなくてはならない作品だと今は思います。

 


私のブログを見ている方は精神疾患とかの方が多いのかなとかって想像しますが、きっと何か、私にとってのキンプリのような存在が誰の元にもあると思います。見つけるのはそう簡単にはいかないと思います。私だって、5年くらいかかっています。周りがゆっくり休むことを許さない方もいるでしょうし、体調が最悪でそれどころじゃない人もいると思います。けど、絶対、それああるはずだから、希望なんてものにはならないですけど、そんなものがあるかもしれないって思ってたまに何でもないことに目を向けて見てください。もしかしたら、元気になるきっかけがつかめるかもしれません。

 


一人でも多くの方が元気になれますように。

(誰に向けて書いているのかわからない)